観光じゃ物足りない。在野研究家の沖縄探究記──歴史・文化・うちなーぐちを旅しながら学ぶ

こんにちは。いっしんです。
このたび「旅と沖縄研究」をテーマに、ブログを始めました。

観光ではなく、探究。
記録ではなく、記憶。
そんな気持ちで、沖縄という場所を自分なりに掘り下げていこうと思っています。

沖縄在住ではありませんので、書籍やウェブでの学びが多い。そして、それを確認するために時間が出来たら沖縄へ足を運ぶ。そんな形で書いていきますね。

もちろん旅もテーマですので、簡単な旅行記も書いたりします。ですが、最近は沖縄に観光目的で行くことはなくなりましたので、キラキラした旅行記にはならない気がします(笑)

目次

なぜ沖縄なのか

沖縄にはこれまで何度も訪れてきました。
はじめはただの旅でしたが、回を重ねるうちに「もっと知りたい」と思うようになりました。

初めて沖縄を訪れたのは、20年以上前の話です。なんて綺麗な海なんだろう。なんて温かみのある人々なのだろうと心を打たれました。

風、空気、人のやさしさ。
どこか懐かしくて、でも知らないことだらけの土地。
そのギャップが、私を何度も沖縄に向かわせる理由なのかもしれません。

特に好きな場所は、国際通り周辺です。
観光地でありながらも生活感があり、ビジネスホテルも多く、1泊だけの短い旅でも気軽に立ち寄れる。
その手軽さが、自分にとっての“入り口”になってきました。

また、離島なども好きです。ただ、時間をしっかり取らないと心から楽しめないため、数年に1回程度しか行けません。今は本業も大切なので、仕方ありませんね。

現地のホテルの部屋で、沖縄に関する本を読むだけでもテンションが上がります。同じ本でも、東京で読むのと沖縄で読むのとでは、まったく感じ方が違うんです。まるで風景や空気感が、ページの内容に重なってくるようです。
そんな感覚が、旅と探究を自然に結びつけてくれています。

学びたいこと、探したいこと

私は専門家ではありません。
でも、だからこそ自由な目線で沖縄を見ていきたいと思っています。

具体的には、以下のようなことに関心があります。

  • 沖縄の歴史(戦後のこと、基地のこと、琉球のこと)
  • うちなーぐち(言葉から文化が見えてくる気がします)
  • 気候や地域性(どこが住みやすいのか、季節の快適さは?)
  • 将来的に暮らすなら、どのエリアが自分に合うのか

こうしたテーマを、旅の中で感じたこと・調べたこと・話を聞いたことをもとに、少しずつ言葉にしていきたいと思っています。

たとえば「どの月が一番過ごしやすいのか?」「湿度や紫外線の強さは実際どうか?」といったテーマも、研究対象になります。
小さな疑問を大切にしながら、旅とともに掘っていきます。

特にうちなーぐちと歴史は面白い。
たとえば、「てだこ」。ゆいレールの駅にも使われている名前ですが、意味を知っていると旅がより楽しくなります。
また、琉球と沖縄の呼び名の違いや、沖縄の歴史上有名な人。たとえば「尚巴志」。偉大なる王ですが、マラソン大会の名前にも使われています。

旅をする前にある程度の知識を持っていると、見る場所が変わります。

また、個人的に将来は沖縄と東京の2拠点生活を考えています。そのためにも、沖縄の住みやすい場所などを知っておく必要があります。沖縄は、小さい島ではありますが北から南でだいぶ様相が変わります。
国際通り近辺は大都市ですし、やんばるの方は秘境。
自分にとっての住みやすいを考え、体験しつつ、それも発信していこうと思います。

在野研究家としてのスタンス

私は“在野研究家”という肩書きを、少し照れながらも気に入っています。
学術的なバックグラウンドがあるわけでも、専門の教育を受けたわけでもない。
でも、沖縄について深く知りたいという気持ちは本物です。

沖縄に関することを調べ、学び、そしてそれをブログや𝕏などで発信する人

これが在野研究家のイメージです。

このブログでは、「研究ログ」と「旅ログ」の2つを軸に書いていきます。
研究ログでは、沖縄に関するテーマを掘り下げた記事を。
旅ログでは、旅の記録やそのとき感じたことを記していきます。

図書館や資料館、まちの書店や食堂での何気ない会話まで、すべてが自分にとっての「研究素材」。
専門家ではないからこそ、自分の足と目で確かめながら、じっくり掘っていきたいと思っています。

在野研究家としてブログを選んだ理由ですが、発信した内容が少しずつ蓄積していくことに魅力があるから。𝕏やnoteでは、それが埋もれてしまいます。
また、学んだ内容を発信することで自分の知識も固定されます。そしてブログ記事を自分も再確認することでその知識をより高めていけます。

これからのこと

このブログは、まだ何も知らない私の「沖縄を掘っていく」記録です。
いつか少しでも、「この土地を少し理解できたかもしれない」と思えるように。
その日まで、月に一度の旅と探究を重ねていきます。

そしてもし叶うなら、いずれは沖縄に家を持ちたいと考えています。
東京と沖縄、二つの場所を行き来する暮らし。
そんな生き方が、今の自分にとっての理想です。

“暮らしながら掘る”。
それが僕の目指す、旅と研究のかたちです。

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この記事を書いた人

月イチで沖縄を旅する、在野の沖縄研究家。
歴史・文化・言葉・風土など、沖縄にまつわる事象を、自分の足と目で確かめながら発信しています。
このブログでは、旅の記録と、そこから派生した考察(研究ログ)を綴っています。

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