飛行機に自転車を乗せて旅をする──以前から憧れていたことを、ようやく実行する時が来ました。今回は、私の相棒ブロンプトンを連れての初めての沖縄輪行。わずか1泊2日の短い旅ですが、その分ぎゅっと濃い時間にしたいと思っています。
この記事は計画編ですので、実際に旅立つのはもう少しだけ先の話です。
自転車で感じる那覇

これまで沖縄に行くたび、那覇空港から市内へはモノレールや車で移動してきました。でも今回は、空港から那覇のホテルまで、自転車でゆっくり移動するつもりです。
海沿いを走るときの潮風や、ふと曲がった先にある小さな食堂、路地裏に咲くブーゲンビリア──そんな“偶然の出会い”こそ、自転車旅の醍醐味。車では通り過ぎてしまう風景に、きっと何度も足を止めてしまうでしょう。
以前、離島で原付を借りたことがあります。車と違い、気になった場所でサッと停まれるのが魅力でした。そのおかげで、車で巡るよりも沖縄を肌で感じられたことを覚えています。
それが自転車となれば、さらに多くの発見ができるのではないかと期待しています。
ブロンプトンとは
ここで少し、今回の旅の主役「ブロンプトン」について。
ブロンプトンはイギリス生まれの折りたたみ自転車で、世界中のサイクリストに愛されています。最大の魅力は、わずか数十秒でコンパクトに折りたためること。その折りたたみサイズは縦約60cm・横約58cmと驚くほど小さく、電車や飛行機にも気軽に持ち込めます。
街乗りに適した設計ながら、長距離もこなせる安定感があり、今回のような「旅先でのポタリング」にぴったりの相棒です。
情報はまだ多くありませんが、輪行経験者のブログやYouTubeを参考に、現在勉強中です。私からもブログや𝕏を通じて情報を発信していきますね。
輪行準備はシンプルに
輪行袋は「かるが〜る」を候補にしています。軽くて扱いやすく、ブロンプトンとの相性も良いらしいので、旅先でもストレスが少なそうです。
飛行機に乗せるときは、空気を抜くかどうか迷いましたが、飛行機の気圧程度でパンクすることはまずないと考え、あえてそのままに。梱包もせず、ANAを信じて預けてみます。ちょっとこれはトライなのですが、後日報告しますね。
このとき、もし機材破損などが不安な場合は、ANAの「従価料金制度」を使うと安心です。これは、預け荷物の価値を申告して追加料金を支払うことで、万一破損や紛失があった場合に高額まで補償してくれる制度。自転車のように高価な荷物を預ける際には、検討する価値があります。
雨予報だった場合は、自転車は持たずに行動を変更するつもり。無理をしないことも、楽しい旅を続けるためには大切だと思っています。ただ、次回の旅は晴れてほしい!ブロンプトンを持っていきたいので笑
荷物は最小限に
私の場合は1泊2日なら、小さめのボストンバッグひとつで十分。今回はさらに挑戦して、ブロンプトン用のフロントバッグひとつに荷物を収める予定です。着替えと最低限の身の回り品だけ。荷物を減らすと移動が軽くなり、寄り道の自由度もぐっと上がります。
このフロントバッグは現在検討中です。求めている条件は、輪行以外でもブロンプトンで使用できること、2泊3日程度の一人旅に必要な荷物が収まること、そしてブロンプトンに装着していないときでも普段使いできること。これらを満たすバッグを探したいと思います。
プラン
- 1日目(夕方着):羽田→那覇空港。空港からホテルまでポタリング移動。夜は国際通りをぶらり散歩。
- 2日目(午前のみ):
- 朝食前に波の上ビーチまで軽くポタリング
- 朝食後はウミカジテラス方面もしくは浦添方面へ足を伸ばす予定
短い旅でも、自分の足で走ることで景色の見え方は変わるはずです。
今回は本当に短い一人旅。出来ることは限られていますが、シンプルに。
この輪行旅が面白ければ、もう少し長めの日程を組んで輪行旅を企画したいと思っています。
旅の前に
初めての輪行は、少し緊張もあります。でも、自転車でしか味わえない自由さと偶然の出会いを思うと、ワクワクが勝ちます。
帰ってきたら、この備忘録の「旅の振り返り編」を必ず書こうと思います。果たしてどんな景色と出会えるのか──それは、次の記事で。